緑茶効果と美白成分
しみケアには緑茶効果。ご存知でしたか。
自然食、ヘルシーブームで、見直されてきているものの一つに緑茶があります。
ですが美容業界では早くから緑茶に含まれる美白成分に注目しているのです。
一般に緑茶にはカテキンが多く含まれています。
緑茶は一番茶または二番茶といって収穫時期に違いがあり、カテキンは二番茶摘みに多く含まれているといわれます。
カテキンには殺菌効果があり、雑菌や細菌を強い力で吸着し、殺菌します。
カテキンは飲んだり、うがいしたりするなどからだの内側から摂取すると、風邪予防、虫歯予防、がん抑制作用に効果があります。
皮膚の外側から取り入れるとカテキンの殺菌効果でニキビ、アセモを防ぐことができ、また紫外線を吸収する性質があるので、皮膚の奥に届く前に紫外線をブロックして、日焼けを防止し、美しい肌をつくってくれます。
カテキンの抗菌・抗酸化作用は、肌にとっても例外ではなく、肌を清潔に健やかに保値、しみケア効果が期待できます。
そのうえ緑茶のカテキンは天然成分ですので安心して使うことが出来ます。
毎日飲み続けるだけでも、しみが薄くなったという例もあります。
そのカテキンに注目して作られたお茶石鹸を、いくつかご紹介しましょう。
テレビ等でも話題の株式会社悠香の「茶のしずく」は飛散農薬を避けた鹿児島の山奥で「茶匠」熊田氏によって農薬不使用で手間暇をかけて育てられた茶葉を使用しています。
グリチルリチン酸2K、オウゴンエキス、アロエエキス、ホホバ油、黒砂糖、カモミラエキス、ユキノシタエキス使用でパラベン等は無添加なので、敏感肌の人にも安心です。
キャンペーン価格4個5,920円(税込み、送料無料、キャンペーン実施期間をご確認ください)で販売中です。
ぐり茶の杉山の「緑茶石鹸、ぐり茶石鹸SuHaDa」はカテキン、椿油配合の無香料、無着色石鹸です。
静岡産伊久美産のぐり茶(緑茶)から抽出したカテキンと長崎県五島列島産の椿油も配合されています。
成分はスクロース、グリセリン、エタノール、ソルビトール、チャカテキン、ツバキ油、HEDTA-3Na、エチドロン酸BGで、標準重量100gで2625円(税込)です。
詳しくはホームページ、購入は通販で。
しみケアに本気で取り組む方ひとに、美白成分のおさらいをしましょう。
良く耳にするアルブチンやビタミンCなどがありますが、もちろんそれだけではありません。
美白成分とは、肌を白くするブリーチ剤のようなものではなく、メラニンの育成を抑える成分のことなのです。
メラニンとは、もともと人が持っている黒色の色素細胞のことで、紫外線によるダメージを防ごうとして、メラニン自体が光を吸収することで紫外線を体内に入れないように働いています。
しかしメラニンが肌の上に沈着すると濃くなっていき、しみになります。これを防ぐための成分が美白成分なのです。
医薬部外品として厚生労働省が効果を認めたもので化粧品に配合美白成分には次のようなものがあります。
コケモモから抽出された成分のアルブチン。
イチゴから抽出されるエラグ酸に、カモミールから抽出されるカモミラET。
シクロアミノ酸誘導体といわれるt-AMCHAや、白い粉末で止血剤や消炎剤となるトラネキサム酸 など。
ビタミンCを吸収しやすくなるようよう加工されたビタミンC誘導体。
豚などの胎盤から抽出されたプラセンタエキスや、サフラワー油などから抽出されたリノール酸。
またはモミの木成分に似せた化合物であるルシノールなどがあります。
厚生労働省の認可外ではありますがほかに、ハイドロキノンなどもあります。
これは2001年、化粧品規制緩和時に配合が可能になった成分で、それまでは副作用が心配されると配合は禁止されていました。
現在でも濃度が高いと刺激が出やすく、多量に取ると炎症や刺激などの副作用が懸念されています。
またコージ酸は2003年、発がん性の疑いがあるとされ、製造・輸入が禁止になりました。
美白化粧品は多々ありますが、きちんと美白成分が含まれているか、配合に問題はないのか、しっかりと見極め、自身にあった美白へ商品を取り入れ、しみケアすることが大切ですね。