美肌美白レシピ
キレイはからだの内面から。美肌美白、しみケアに良くきくレシピをいくつかご紹介しましょう。
<小松菜と鶏皮のアーモンド和え>2人分、483カロリー
小松菜はビタミンB2を多く含んでいて、栄養価が高く美肌効果のある野菜です。これにコラーゲンたっぷりの鶏皮を香ばしいアーモンドみそで和えます。
アーモンドは老化予防効果のあるビタミンEや細胞の再生を助けるビタミンB2など、また茶色の皮にはしみケアにも効果のある抗酸化作用のポリフェノールが豊富に含まれています。
材料:小松菜1/2〜1束(200g)、鶏皮120〜150g、揚げ油適量
アーモンドみそ(アーモンド(ホール)大さじ4〜5(38g)、合わせみそ大さじ1.5(27g)、酒小さじ1/2、みりん小さじ1、砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ1)
作り方:小松菜をきれいに水洗いし、たっぷりの熱湯に根元から入れ、しんなりしたら水に取って粗熱を取る。
水気を絞って長さ3cmに切っておく。
鶏皮は水洗いをして水気を拭き取り、細く切る。少量の揚げ油でカリッと揚げ、余分な油をきっておく。はじめに低温で、最後は少し火を強くするとカリッと揚がります。
フライパンにアーモンドを入れ、中火で香ばしく煎る。粗熱が取れたら、すりこ木でたたいて粗くつぶす。<アーモンドみそ>の材料を耐熱容器に入れて混ぜ合わせ、電子レンジで1分加熱する。
アーモンドを加えて混ぜ合わせる。小松菜を加えて和え、食べる直前に鶏皮を和えて器に盛る。
しみケアの第一歩は美白を心がけた栄養のある食生活から。
中医学では、美白でもっとも大切なのは「血」だと言われています。
肌はからだの中の老廃物を排出する場所であり、血液が汚れると老廃物も多くなり、肌への負担が大きくなると考えられているのです。
きれいな血液は循環もよく、しみの原因となるメラニン色素を排出して、栄養を肌のすみずみまで行きわたらせます。
また、ストレスや疲労なども美肌や美白を妨げる要因といわれていますが、「血」や「肝」は疲れが出やすいところでもあります。
しみケアには「脾・胃」をつよめ、食べものの栄養を吸収しやすい体をつくることが大切です。
そして、きめ細やかな肌を目指すためには、運動で汗をかいたり、発汗作用のある生姜を食べたりして、毛穴の収縮がきちんと行われるようにすることも必要です。
血行がよくなり、冷えの改善にも効果的です。またしっかり睡眠をとるなど、生活習慣を見直すことも忘れてはいけませんね。
中医学で考えられている美白肌へみちびく食材をいくつかあげておきましょう。
血をきれいにし、肝を養う食材には、レバー、人参やホウレン草、菜の花や菊花、またセロリやニラなども効果があります。トマトや黒ゴマ、梅干、柑橘類、いちご、いか、しじみ、あさり、海藻などがあります。
脾・胃をつよめる食材には、じゃがいも、山芋、大根、カブなどの根菜類、しそ、黒豆、大豆、などがあります。キャベツやブロッコリー、たまねぎ、またはりんごやぶどう、いちじくなどの果物もよいとされています。
これらを使ったレシピを紹介しておきましょう。
<レバーと野菜のハーブ煮>
材料:2人分
鶏レバー200g 、プチトマト(赤・黄)各1/2パック、たまねぎ1/2個、ホールトマト(缶詰)200g、ブロッコリー(小房)4個、にんにく1/2片、しょうが(スライス)1/2片、ローリエ2枚、タイム3g
しょうゆ大さじ1と1/2、砂糖大さじ1/2、酒大さじ1、野菜コンソメの素1/2個(2g)、塩、コショウ各少々、オリーブオイル大さじ1
作り方:レバーを沸騰した湯で2〜3分茹で、150ccの水、しょうが、ローリエ1枚、タイム、しょうゆ、砂糖、酒を加えて煮る。
ブロッコリーは軽く茹で、たまねぎは分量の半分をみじん切りにし、残りを櫛型に切る。
深鍋にオリーブオイルを熱して、にんにくのスライスを入れて香りをつる。みじん切りのたまねぎをいれて炒める。
たまねぎを炒めた鍋にホールトマトを入れ、水50cc、ローリエ1枚を加えて煮る。
コンソメの素、櫛型のたまねぎ、茹でたレバーとプチトマトを加えてさらに10分ほど煮る。
塩、コショウで味を調えて、仕上げにブロッコリーを加える。